フェネルバフチェがマルセロに対してのオファーを準備するようだ。『GOAL』の取材で明らかになった。

　2007年冬から15年半にわたりレアル・マドリーでプレーし、クラブ史上最もトロフィーを獲得した選手にもなったマルセロ。しかし、本人の残留希望は叶わず、今夏にサンティアゴ・ベルナベウのクラブを離れることが決定し、13日には退団セレモニーが行われた。

　34歳のマルセロの新天地は現時点で不透明な状況で、複数のクラブが経験豊富な左サイドバックとの契約に興味を持つ模様。リーグ・アンのマルセイユを指揮するホルヘ・サンパオリ監督がクラブに同選手の獲得を要求したようで、さらにカタールやブラジルのクラブも関心を寄せている。

　そんな中、トルコの強豪フェネルバフチェもマルセロの獲得を狙うようだ。『GOAL』の取材で、先日に就任が決まったジョルジョ・ジェズス監督が同選手の獲得をクラブに求め、近日中に正式な契約オファーを提示することが判明する。選手の代理人も週末までにオファーを受け取ることを予想するようだ。

　一方のマルセロはヨーロッパでキャリアを続けることを希望するとされており、トルコ行きにも前向きの模様。また、フェネルバフチェは昨シーズンのシュペル・リグで2位に入っており、UEFAチャンピオンズリーグ予選の出場権を獲得することから、同選手の願いでもある欧州最高峰の舞台に再び立てる可能性もある。ただし、ネックはサラリー面で年俸600万ユーロ(約8億3900万円)を要求するようだ。

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