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キリン杯3位決定戦は荒れた展開…2人退場のガーナ、9人で耐え抜きPK戦でチリを下す

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チリ対ガーナの試合を裁いた笠原寛貴主審

[6.14 キリン杯3位決定戦 チリ 0-0(PK1-3)ガーナ パナスタ]

 キリン杯の3位決定戦が14日、パナソニックスタジアム吹田で行われ、チリ代表ガーナ代表が対戦した。2人の退場者を出したガーナが9人で90分を耐え、PK3-1で勝利した。

 試合はスコアレスで折り返した後半、徐々にガーナが攻勢を強め、後半4分、FWベンジャミン・テッテのシュートがクロスバーを直撃。同16分にはMFアンドレ・アイェウが強烈な左足ミドルを放つが、GKセバスティアン・ペレスの好セーブに阻まれた。

 すると後半22分、ガーナDFアリドゥ・セイドゥが危険なタックルで一発退場。一度はイエローカードを提示した笠原寛貴主審だが、VARの助言を受けてオンフィールドレビューを実施し、レッドカードを提示した。

 この退場で試合の流れは一変し、チリがガーナを押し込む展開に。後半33分にはガーナDFムバラク・ワカソが2枚目の警告で退場。2人少ない9人のガーナを攻め立てたチリだが、後半アディショナルタイム、MFトマス・アラルコンの右足ミドルも枠を捉えられず、試合は0-0のままタイムアップを迎えた。

 大会規定により試合は延長戦を行わず、PK戦へ。ガーナはGKアブドゥル・マナフ・ヌルディーンがチリの2人目、3人目を連続ストップ。チリは4人目もゴール上に外してしまい、9人で耐え抜いたガーナがPK3-1で3位決定戦を制した。

(取材・文 西山紘平)

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