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若手主体もGL首位のイタリア、マンチーニも手応え「もっと苦労すると思っていた」

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 イタリア代表指揮官のロベルト・マンチーニが13日、UEFAネーションズリーグのドイツ戦の前日会見に出席し、意気込みなどを語った。

 2022年カタール・ワールドカップ出場を逃し、若手中心のメンバーでネーションズリーグに臨んでいるイタリア。ここまでイングランドやドイツ、ハンガリーと同居するリーグAグループ3において、1勝2分の成績で首位に立つ中、第3節でドイツとの敵地での対戦を迎える。マンチーニは、6月の最終戦へ警戒を強めた。

「試合は簡単ではないだろう。ドイツは強豪チームであり、上手い選手がいるだけでなく、素晴らしいサッカーを見せるチームだ。高いラインでプレーし、プレスをかけ、人数をかけて攻撃する。才能ある選手が多く、ボールを保持するのも上手い。最強チームの1つと言えるだろう」

 またイタリア代表指揮官は今月のパフォーマンスを振り返り、若手の成長に手ごたえを感じている。

「非常に若い選手たちが、より経験のある選手たちと一緒に練習できたことは重要だ。パーソナリティの面での成長につながったと言える。初めての招集の者も多く、これまで一緒にプレーしたことがない選手たちが一緒にプレーした。もっと苦労するかと思っていたが、良い仕事ができたように思う。まだ取り組むべきことは多いが、前線で流動性が生まれて圧倒できるようになれば、さらに前進できるはずだ」

 続いてマンチーニは、今夏の移籍市場でも注目を浴びる若手有望株のFWジャンルカ・スカマッカについて見解を示した。

「スカマッカは自陣から攻撃に上がるのをサポートするなど、もっとチームプレーをするべきだ。それからゴールチャンスを嗅ぎつけるためにエリア内で動かなければならない。じっとしていたら点を取るのは難しい。だがジャンルカは、パワーと技術を兼ね備えた偉大な選手になるためのすべての要素を兼ね備えている。まだ若く、多くを学んでいけるはずだ」
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