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元パリSGディレクターのレオナルド氏が自負「史上最高の選手のキャリア唯一の移籍を実現させた」

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昨年夏に加入したFWリオネル・メッシ

 パリSGでスポーティングディレクターを務めたレオナルド氏は、昨夏にFWリオネル・メッシの移籍を成功させたことに胸を張った。

 2019年にディレクターとしてパリSGに復帰したレオナルド氏。今夏の退任まで3シーズンにわたりフランスの強豪の幹部の1人として働き、2度のリーグ優勝を勝ち取ったが、クラブの悲願であるチャンピオンズリーグでは史上初のファイナルまで進んだものの、ビッグイヤーを掲げるには至らなかった。

 それでも、昨夏にはメッシをはじめ、DFセルヒオ・ラモスやGKジャンルイジ・ドンナルンマ、DFアクラフ・ハキミ、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの獲得に動くなど大きなインパクトを残した。しかし、新戦力の大半は期待されていたほどの活躍ができず、中でもキャリアの中で初めてバルセロナを離れたメッシは公式戦11ゴールを記録したのみと苦戦が目立った。

 しかし、レオナルド氏はメッシをキャリアの中で初めてバルセロナ以外のクラブでプレーさせることに成功したことをフランス『レキップ』の中で自負した。

「私たちはこの件についてたくさんのことを検討し、話し合ってきた。しかし、メッシはバルセロナから離れることをほとんど考えていなかった。彼がここにやって来る直前がこの移籍の決め手となった。メッシのキャリアの中で唯一の移籍を実現させたんだ!」

「フットボール史の中には、ペレやマラドーナ、そしてメッシといった選手たちがいる。彼はオリンポスのてっぺんにいる。私のこの3年間を評価した時、チャンピオンズリーグのファイナル進出や準決勝進出、10度目のリーグアン優勝、7つの国内タイトル、そしてメッシとの契約がハイライトだ」

 また、パリSGでの思い出について問われたレオナルド氏は「私にとって2つの大きな瞬間があった。1つは(2012年の)同日にマルコ・ベッラッティズラタン・イブラヒモビッチと契約できたこと。イタリア2部の若手と世界的スターが同日にやってきたことは偶然ではなかった。そして2つ目はメッシだ」と振り返った。

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