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エトー氏、バルセロナ時代の脱税で有罪判決「当時はまだ子どもで…」

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バルセロナ時代のサミュエル・エトー

 元カメルーン代表のサミュエル・エトー氏は20日、スペインの裁判所に出廷し、脱税の事実を認めた。スペイン『マルカ』が報じている。

 スペイン紙によると、エトー氏はバルセロナ在籍時の2006年から09年にかけて肖像権による収入を申告していなかった模様。387万2621ユーロ(約5億5000万円)の脱税により、スペイン検察に起訴された。

 20日に元代理人のホセ・マリア・メサレス氏とともに裁判所へ出廷したエトー氏は、脱税の事実を認め、当局から言い渡された懲役1年10月の判決を受け入れたという。なお、前科がないことから執行猶予が付いている。エトー氏は、脱税した金額に加え、罰金181万0310ユーロ(2億5700万円)を支払うように命じられた。

 エトー氏は本件について次のようにコメントしている。

「事実を認め、支払うべきものは支払うつもりだが、当時はまだ子どもで、父親のように思っていた元エージェントのホセ・マリア・メサレスから頼まれたことをいつもやっていたということは知っておいてほしい」

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