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モンツァ行き浮上の吉田麻也に伊紙も期待!「セリエA初挑戦のチームにパーソナリティをもたらす」

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 来シーズンからセリエAに昇格するモンツァが熱視線を送る日本代表DF吉田麻也について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が注目している。

 33歳の吉田は、2020年1月にサウサンプトンからサンプドリアへ加入。ジェノバで2年半にわたってプレーしてきた。だが今シーズン終盤からレギュラーの座を失うと、契約期限が今月末に迫る中、マルコ・ランナ会長が「ヨシダは契約を更新せず、我々は彼を失うことになるだろう」と述べ、契約延長を見送る発言をしていた。

 そんな中、元ミランの名物会長シルビオ・ベルルスコーニ氏が率いるモンツァがフリーでの獲得に乗り出していることが報じられた。来シーズン、クラブ史上初めてのセリエAに挑戦するモンツァはすでに、インテルを退団するDFアンドレア・ラノッキアやカリアリGKアレッシオ・クラーニョと合意に至るなど積極的な補強を行っているが、イタリア紙はモンツァが現在、カリアリの21歳DFアンドレア・カルボーニとベテランの吉田の獲得に取り組んでいることに言及した。

「カルボーニがやって来る。さらに守備陣ではヨシダも」との見出しをつけ、「これから生まれるチーム」による「経験豊富な選手と若手選手」の補強に注目。「モンツァの守備陣はまもなく、サンプドリアとの契約を満了するマヤ・ヨシダも迎え入れることになるかもしれない」と伝えた。また「日本人CBは、初めてのセリエAに臨むチームの守備陣にパーソナリティをもたらしてくれるだろう」との見解を示し、33歳の日本代表主将の昇格組への貢献に期待を寄せた。

 なお『トゥット・スポルト』の報道によれば、モンツァのオーナー、ベルルスコーニ氏は新シーズンへ向けて「モンツァとともに、再びセリエAの主役になれるよう願っている」と意気込みを見せている。
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