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ミランもディバラ獲得へ代理人と接触か…補強計画変更で新オーナーの名刺代わりに?

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アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ

 今月末でユべントスを退団するアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラを巡り、ミランも獲得を検討し始めたようだ。イタリア紙『コリエレ・デラ・セーラ』が23日、伝えている。

 2015年夏にパレルモからユベントスに移籍すると、7シーズンにわたってトリノでプレーしてきた28歳のディバラ。今月末に契約満了を迎えるアルゼンチン代表FWは、今夏の移籍市場における注目選手の1人となっている。

 ユベントスの背番号10番は2012年からプレーするセリエA残留を望んでおり、現時点では同胞のハビエル・サネッティ副会長や元ユベントス幹部のジュゼッペ・マロッタ氏が所属するインテル加入が有力視されている。だがそんな中、イタリア王者のミランもディバラの動向を追い始めたようだ。

『コリエレ・デラ・セーラ』によると、ミランは今夏リールに所属する評価額3000万ユーロ(約42億円)のDFスフェン・ボットマンの獲得を検討していたが、ニューカッスルの争奪戦参戦に加えて、FWズラタン・イブラヒモビッチやFWオリビエ・ジルーら攻撃陣の年齢を考慮した結果、経営陣は補強ポイントを守備陣から前線へと変更する意向を示しているという。

 現在、ディバラがインテルに対して要求しているとみられる年俸700万ユーロ(約10億円)+ボーナスの条件は、ミランにとって手の届かない金額ではあるようだ。しかしビッグネームの獲得は、新オーナーとなるレッドバードにとっても「将来を見据えた名刺代わり」となるだけに、賛同が得られやすいと伝えられた。

 そして同メディアによると、22日に現オーナーであるエリオットグループのマネージャーがディバラの代理人と電話上で接触。インテルとの交渉の進展状況や選手の金銭面での要望について問い合わせを行ったことが伝えられている。果たして今後、本格的な交渉開始へとつながるのか、今後の動向は注目されるところだ。

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