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「アジアは格下と思われがち」セルティック指揮官ポステコグルー、日本人選手の価値に注目

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 セルティックアンジェ・ポステコグルー監督が4人の日本人選手たちを獲得したのは当然のことだったと説明している。『デイリー・レコード』が伝えた。

 セルティックは昨夏に古橋亨梧を獲得し、1月には前田大然、旗手怜央、井手口陽介の3人を加えた。ポステコグルー監督はこの決断について「私はただ良い選手と契約したかったし、日本には質の高い選手がいることも知っていた」と話し、このように続けた。

「日本での4年間の監督生活の中で、私の理想とするサッカーを実現できる才能と姿勢を持った選手たちを見てきた。 一般的に、人は自分に近いところにしか目を向けない。ヨーロッパ、南米はサッカー大国と言われ、アジアは格下と思われがちだ」

「誰も私にチャンスをくれなかったのと同じ理由だ。アジアは世界の裏側というイメージがあり、歴史的にもサッカーが強い大陸としてヨーロッパや南米ばかりが注目される傾向がある。でも、ブンデスリーガには素晴らしい日本人選手が何人もいて、他の国はあまり注目していない。しかし、アジアや北米がもっと注目されれば、市場としてさらに魅力的になるはずだ」

 なお、セルティックはチーム得点王に輝いた古橋を筆頭に、日本人選手たちが輝き2シーズンぶり52回目の優勝を達成。当初は疑問符もつけられたポステコグルーの判断が正しかったことが証明された。

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