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パリSG会長の発言受け…ネイマールが今夏の退団を検討? しかし実現の可能性は低い模様

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パリSGのFWネイマール

 パリSGのFWネイマールが今夏の退団を検討するようだ。フランス『RMC Sport』が伝えた。

 2017年夏に史上最高額でバルセロナからパリSGに加入したネイマール。4度のリーグアン優勝やチャンピオンズリーグ決勝進出にチームを導いてきた同選手だが、幾度にわたり負傷に泣かされ、さらにキリアン・ムバッペやリオネル・メッシの存在でエースという立場が揺らぎ始めている。

 そんな中、先日にはパリSGが今夏にネイマールの売却を検討する可能性が浮上。しかし、同選手の元代理人ワグネル・リベイロ氏は「ネイマールにはパリSGでチャンピオンズリーグを制覇するという夢がある。退団の噂があるにもかかわらず、彼は非常にモチベーションが高く、それを達成するまでは止まらないだろう」と主張していた。

 憶測に終止符が打たれたかに思われた矢先、ナセル・アル・ケライフィ会長の発言で気持ちが変わった可能性があるようだ。同会長は先日にネイマールが移籍する可能性について問われ「私が言えることは、私たちは彼ら全員が昨シーズンよりももっとやってくれると期待しているということだ」と話し、以下に続けていた。

「全員が100%にならなければいけない。明らかに私たちは先に行くには十分ではなかった。来シーズンに向けた目標は明確で、毎日取り組み、200%を出し切ることだ。もう一度謙虚さを取り戻し、負傷や出場停止、試合を変える可能性のある反則を回避するために変わらなければいけない」

 ネイマールを暗に批判したとされるこの発言を受け、ブラジル代表FWは今夏のパリSG退団を検討する模様。ただし、現時点で移籍の可能性はかなり低いようだ。欧州各国のビッグクラブが獲得に動く可能性は低く、さらに選手自身も11月のワールドカップのためにフットボールに集中することを望むと考えられている。

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