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チェルシー注目のデ・リフトに関する発言? ユベントスCEO「移籍望む選手を引きとめることは不可能」

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DFマタイス・デ・リフト

 ユベントスのマウリツィオ・アリバベーネCEOは、マタイス・デ・リフト退団の可能性を認める発言を残した。

 2019年にアヤックスから熾烈な争奪戦の末にユベントスに加入したデ・リフト。移籍当初は適応に苦しむ場面が見られたが、徐々に安定感を増し、昨シーズンは低迷したチームの中で最も高い評価を受けた選手の1人になるなどの活躍を残した。

 この活躍を受け、今夏の移籍市場でセンターバックの補強が急務のチェルシーからの関心が報じられる。すでにアントニオ・リュディガーとアンドレアス・クリステンセンの退団が決まったウェストロンドンのクラブは、複数のセンターバックの名前が挙がる中、現在デ・リフトをトップターゲットにすると考えられている。

 一方のデ・リフト自身もチェルシー行きに前向きとも伝えられた。さらに、一部では同選手がすでにトランスファーリクエストをユベントスに提出したとまで報じられており、去就に注目が集まる。

 そんな中、ユベントスのアリバベーネCEOはイタリア『トゥットスポルト』で「出て行きたがっている選手を引きとめることは不可能だ。金だけの問題ではない。選手を引きとめることは難しいが、交渉の席に座る全員が満足できるものでなければならない。金を持っている人間が勝利する」と発言。なお、これは移籍に前向きとされるデ・リフトについての発言と考えられている。

 ただし、デ・リフト獲得には高額な移籍金が必要に。ユベントスとは2024年に満了を迎える契約を結んでおり、契約解除金は1億2000万ユーロ(約171億円)に設定されている模様。ユベントスとしては、この額に近いオファーがあった場合のみ交渉の席に着くことになるようだ。

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