サンプドリア退団が決まった日本代表DF吉田麻也に対し、クラブの英語版ツイッターが感動的なメッセージを送っている。

　2020年1月にサンプドリアに加入した吉田。加入後すぐに新型コロナウイルスの影響でセリエAが中断し、ロックダウンを経験するなど、新天地で難しいスタートを強いられた。それでも、第26節からすべての試合に出場して残留に大きく貢献。翌シーズンもリーグ戦32試合に出場し、2021-22シーズン前半戦もレギュラーとしてプレーした。しかし後半戦から徐々に出場機会を失い、契約満了を持って退団することが決まっている。

　そして吉田がフリーとなる7月1日、サンプドリアの英語版ツイッターが笑顔の写真とともにメッセージを投稿。日本語で、以下のように感謝を綴った。

「麻也へ」

「遂に退団日ですね」

「君はサッカーとそれ以外の両方の観点から、非常に困難な時期に我がチームに入団しました。1人で、そしてロックダウン中でありながらジェノヴァとイタリアを知ることになりました。激しい2年間でしたがいつも笑顔だった君はファンとクラブ全員から尊敬を得ました」

「ありがとう」

　サンプドリアのチーム内外で愛された吉田。新天地としては、現在セリエA昇格を果たすモンツァが獲得を狙っていると報じられている。

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