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吉田麻也のブンデス初挑戦が正式決定!! シャルケ加入に喜び「内田篤人が右SBだった時に…」

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DF吉田麻也

 ブンデスリーガ1部に昇格したシャルケは5日、日本代表DF吉田麻也を獲得することが決まったと発表した。契約期間は2023年6月30日までの1年間で、さらに1年間の延長オプション付き。昨季はDF板倉滉が期限付き移籍で在籍しており、2シーズン連続で日本人CBが所属する形となった。

 吉田は2009年12月、名古屋グランパスからオランダのVVVフェンローに完全移籍。12年からイングランドのサウサンプトンに加入し、7シーズン半にわたってプレーした。19-20シーズン途中からはイタリアのサンプドリアに期限付き移籍し、昨季は完全移籍に移行。ドイツは海外4カ国目となる。

 吉田はシャルケの公式サイトを通じて「シャルケのユニフォームを着ることができてとても嬉しい。チームメイトやファン、スタッフたちと会えるのが楽しみだ」とコメント。かつてシャルケでプレーした親友・内田篤人の名前を出しつつ、「何年も前に内田篤人が右サイドバックだった時にウェルテンス・アレーナでの試合を観たことがある。長い間ブンデスリーガを興味深く見てきた。だからこそ、その一員になれて嬉しい」と喜びを語った。

 またクラブのスポーティング・ディレクターのスベン・シュレーダー氏は「麻也は我々のチームで重要な役割を果たすため、サッカー、フィジカル、パーソナリティの面で全てを兼ね備えている。すでにイタリア、イギリス、日本、オランダで絶対的なリーダーとしての資質を証明してきた。ブンデスリーガでの成功の手助けをしていると確信している」と期待を述べた。

 加えてフランク・クラマー監督もコメント。「麻也を起用することで、ディフェンスから試合を統率するピッチ上のリーダーを加えられる。彼はセンターバックとして左右どちらもプレーすることができ、穏やかなプレースタイルで試合のどの局面においても安定感を与えてくれる」と太鼓判を押している。

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