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元イングランド代表MFウィルシャーが30歳で現役引退を発表…今後は指導者の道へ「ワクワクしている」

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元イングランド代表MFジャック・ウィルシャー

 元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが8日、現役引退を発表した。

 16歳という若さでアーセナルのトップに昇格したウィルシャーは、2008年にデビュー。アーセナルでは通算197試合に出場したものの、度重なる負傷に悩まされるキャリアを送った。2018年からウエスト・ハムに所属した後、昨年にボーンマスでプレー。今年2月にデンマークのオーフスに加入し、14試合に出場した後、今夏に退団していた。また、2010年にデビューしたイングランド代表ではブラジル・ワールドカップなどを含む通算34試合に出場した。

 30歳での引退を決断したウィルシャーは自身のSNSを通じて、「信じられないほど多くの素晴らしい瞬間を経験できた旅だった。キャリアでこのような瞬間を経験できたことを光栄に思う」などと語り、引退を決めたことを明かした。

「庭でボールを蹴っていた少年が愛するアーセナルのキャプテンを務め、ワールドカップで母国のためにプレーできた。まさに夢のような瞬間を生きることができた」

 また、今後については指導者キャリアをスタートさせるとみられ、ウィルシャー自身も「キャリアのあらゆる瞬間を楽しんできた。人生を通じての旅だった。今、選手としての章を閉じるのに適切な時期だった。でも、まだ試合に捧げられることがたくさんあり、将来がどうなるのかワクワクしているよ」と、コーチ職に挑戦することを示唆。『The Athletic』によれば、U-18アーセナルの監督に指名されるとのことだ。

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