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「僕は5年間を無駄にしてしまったのか?」ドリンクウォーターがチェルシー時代を回顧

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MFダニー・ドリンクウォーターがチェルシー時代を回顧

 MFダニー・ドリンクウォーターは、チェルシー退団への思いを語った。

 2015-16シーズンにレスター・シティで“奇跡のプレミアリーグ優勝”に貢献したドリンクウォーターは、2017年に大きな期待とともにチェルシーに加入。しかし、この移籍は同選手にとっての悪夢の始まりとなり、スタンフォード・ブリッジのクラブで定位置を掴めず、さらにローンで各クラブを転々とし、たびたび問題行動が報じられてきた。

 そして5月末にドリンクウォーターはチェルシーから退団することを発表。まさに“悪夢”に終わったスタンフォード・ブリッジでのキャリアに対する思いを綴り、ファンへ謝罪の言葉を送った。

 今夏に無所属になったドリンクウォーターは、イギリス『スカイ・スポーツ』でチェルシーから離れた思いを吐露。その中で「僕とクラブにとって良い状況ではなかったからホッとしている。上手くいかなかったことや僕の受けてきたことに腹が立っている。長い時間が経ってしまった」と話し、以下に続けた。

「“5年間を無駄にしてしまったのか?”というような感じだ。レスターに残っていれば、ケガをしなければ、クラブの扱いが違っていれば。すべてがイフでしかない。100%苛立たしい。今でも後悔している」

「何も変えられなかったから、これからも後悔し続けるのか?そんなつもりはなかったから、僕はローン移籍を選んだし、アストン・ビラやバーンリーにローンで加入した。でも、上手くいかなかったし、30歳でトルコにも行った。こうなるとは予想していなかった。僕は適切なことをやろうとしていたんだ」

 また、ドリンクウォーターは自身の将来についても言及している。

「いくつかのオファーが届いている。移籍市場でフリーの立場だから、なおさら不思議な気分だ。(レディングで過ごした)昨季は大きな助けになったし、シーズン後半には僕にまだ力があり、成長のために貪欲であることを示せたと思う。選択肢はあるから、あとは決断だけだ。僕は勝利を愛しているから、この年でやめてしまうのは難しいことだ」

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