元イングランド代表FWトレバー・シンクレア氏が、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の後任にマウリシオ・ポチェッティーノ氏を推薦したようだ。

　パリSGの監督を務めていたポチェッティーノ氏は、UEFAチャンピオンズリーグをベスト16で敗退したことから昨シーズン限りで解任され、現在フリーとなっている。

　ポチェッティーノ氏は以前からマンチェスター・ユナイテッドの監督候補と報じられていたが、同クラブは今夏エリック・テン・ハフ氏を監督として迎え入れることが決まった。

　シンクレア氏は、ポチェッティーノ氏がグアルディオラ監督の後任として良い選択肢になると考えていることを『TalkSport』で明かした。

「彼を見ていると、彼は選手たちのエゴに対処する方法を知っている。彼は選手と素晴らしい関係を築いているようだ」

「リオネル・メッシやキリアン・ムバッペ、そしてネイマールをマネジメントしていたんだ。だから、そういう面では手腕があると思うんだ」

「彼は魅力的な男で、メディアにもよく出てくる。マンチェスター・シティは彼のためのクラブかもしれない。彼は金銭的に苦しんでいるわけではないだろうから、今は少し休暇をとっているのかもしれないね」

「ただ、私はマンチェスター・シティが彼のためのクラブになる可能性があると思う。グアルディオラがある段階で立ち去るなら、ポチェッティーノのために用意されたホットシートかもしれない」

　グアルディオラ監督の現行契約は、2022-23シーズン限りで満了となり、同監督は昨年8月に契約延長に応じないことを示唆していた。

「(次に指揮を執る)可能性があるなら代表じゃないかな。代表チームは次のステップだ」

「このチームで7年やってきて、ストップがかかると思うんだ。一旦休んで、我々がやってきたことを確認したい。その過程で、南米(のチーム)やヨーロッパ(の代表)を指揮したり、コパ・アメリカを経験したり、そういう経験をしてみたい」

---

●プレミアリーグ2022-23特集