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No.1は冨安健洋?ベジェリン?アーセナル右SB争いに英解説者「トミは並外れている」

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昨夏アーセナルに加入したDF冨安健洋

 元スコットランド代表DFで現在解説者を務めるアラン・ハットン氏が、アーセナルの右サイドバック事情について語っている。

 昨夏の移籍市場でDF冨安健洋を獲得したアーセナル。日本代表DFは長期離脱もあったがレギュラーとして大活躍を見せ、現地メディアやファンからも多くの賛辞を浴びた。一方で、同じ移籍市場でベティスへレンタルで加入したDFエクトル・ベジェリンは、コパ・デル・レイの優勝に貢献したものの、今夏アーセナルへレンタルバックに。発表されたアメリカツアーのスカッドにも含まれている。

 ベジェリンには複数クラブの関心が伝えられているが、現時点で移籍は実現していない。しかし、プレミアリーグで右サイドバックとして長年活躍したハットン氏は、アーセナルに残留しても冨安とのポジション争いで後塵を拝する可能性が高いと指摘した。『Football Insider』にこう語っている。

「正直に私の考えを言えば、彼の(アーセナルでの)時間は終わると思う」

「大ケガを負う前、彼のスピードはまさに光速だったね。レギュラーを務めていたし、永遠にクラブに残るだろうと思っていた。だがここ数シーズンはうまくいかなかったね。レンタル移籍でプレーするのは正しい決断だったと思う。自分の生まれた国に戻り、気分良くプレーできていただろう。良い移籍だったんじゃないかな」

「そして今、(アーセナルには)冨安が加入した。彼がフィットしているときは並外れた活躍を残していると思う。ベジェリンが彼を押し出してレギュラーになることはないだろう」

「もしベジェリンが現チームに満足してポジション争いに望む気があるならば、もちろん戦いに挑むはずだ。だが、ミケル・アルテタ監督は冨安を右サイドバックのNo.1と見ている。彼を外すのは難しいだろう」

 そして「ベジェリンがどう判断するのかにかかっているね。ポジション争いに挑むのか、それとも別のクラブを見ているのか。個人的には、移籍を選ぶと思う」と持論を展開している。

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