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堂安律が参考にするのはあのレジェンド?「どんな練習をしていたのか知りたかった」

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日本代表MF堂安律

 フライブルクに加入した日本代表MF堂安律は、テストマッチでいきなりゴールをマーク。現地では早くも元オランダ代表FWアリエン・ロッベン氏のプレースタイルを彷彿させているようだ。

 堂安は9日のスイス1部ザンクト・ガレンとのテストマッチに、60分から右ウィンガーとして出場。スコアが2-3の状況の86分、ペナルティエリア右前で味方からボールを受けるとフェイントで相手DFを惑わし、左足を振り抜いてネットに突き刺した。テストマッチとはいえ、加入直後のデビュー戦で決定力を示している。

 地元紙『Badische Zeitung』の記者は、「左利きとして右サイドからカットインした」堂安に「かつてバイエルン・ミュンヘンでプレーした世界的プレーヤーのアリエン・ロッベンを思い浮かばされた」と指摘。以前ロッベン氏の故郷クラブであるフローニンゲンでもプレーした本人に取材し、「そこでは彼の友人たちや彼のお父さんとも話しました。どんな練習をしていたのか知りたかったんです」と明かしたことを紹介した。

 堂安はまた同紙に対し、PSV時代についても言及。左サイドバックのフィリップ・マックスや今夏にフランクフルトに渡ったマリオ・ゲッツェらドイツ人選手と仲が良く、後者については「とても優しい人」と好印象を受けていた模様。2020-21シーズンはレンタルでアルミニア・ビーレフェルトに送り出された同選手は微笑みを浮かべながら、「僕はドイツ人とは早く仲良くなるようですね」とも語っている。

 堂安は、PSVでは今夏にベンフィカに向かったドイツ人のロジャー・シュミット監督の指導を経験。今回の移籍に関してドイツ人の同僚たちや同監督にも相談した際、フライブルクについて「ポジティブなことしか聞いていませんでした」という。クリスティアン・シュトライヒ監督に関しても「どの選手でもより良い選手に育てる」と言われたことを明かしている。

 先日の『キッカー』のインタビューでは、フライブルク行きの主な理由の一つとしてシュトライヒ監督が考えるサッカーを挙げていた堂安。周囲のドイツ人の間でのフライブルクやシュトライヒ監督の評判も多少移籍を後押ししたのかもしれない。

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