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「30Lの水を飲んだんだよ!?」フッキ、脱水症状の中ドーピング検査…悪夢のような体験を語る

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FWフッキ

 アトレチコ・ミネイロFWフッキは先日、壮絶な体験をしていたようだ。

 キャリア初めに東京ヴェルディや川崎フロンターレに所属するなど、若手時代に日本で経験を積んだ過去のあるフッキ。ワールドカップやオリンピック出場も経験した35歳は、現在母国ブラジルのアトレチコ・ミネイロでプレー。19ゴールを決めて得点王とMVP、ベストイレブンの3冠に輝くなど、50年ぶりのリーグ優勝に貢献している。

 再ブレイクを果たしているフッキだが、13日に行われたコパ・ド・ブラジルのフラメンゴ戦後、抜き打ちドーピング検査に呼び出された際に脱水症状を起こしていたとのこと。尿検査をクリアするのに時間がかかり、チームバスの出発に間に合わなかったという。

「30リットルの水を飲んだんだよ!?」

『Globo Esporte』の取材によると、フッキが現地を出発したのは試合終了から4時間後の午前3時50分。プライベートジェットでの帰宅を強いられたとのことだ。

「アトティコに来てから、最も脱水症状を起こした試合だった。今日で6キロも痩せたよ」

「疲れた、疲れたよ。試合前は97キロだったのに、91キロで終わっていた。その後、抜き打ちのドーピング検査に引っかかったんだ。でも、(脱水症状のため)排尿が困難だった。4時間そこにいて、30リットルの水を飲んだよ。それが効いてなんとかなったね。今、やっと家に帰る時間になった」

 昨年8月に5年振りの代表復帰を果たしたフッキの活躍は、今シーズンも健在。公式戦30試合に出場して20ゴールを叩き出している。コパ・リベルタドーレス準々決勝進出も果たし、パルメイラスとのファーストレグは8月4日に行われる予定だ。
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