beacon

「W杯前に波に乗って得点を取れるように」ソシエダ加入の久保建英、会見でW杯前のブレイク誓う

このエントリーをはてなブックマークに追加

ソシエダ加入が決まった日本代表MF久保建英

 ラ・リーガのソシエダに完全移籍した日本代表MF久保建英が19日に会見を行った。

 レアル・マドリーから加入し、背番号も14番に決定。新天地の決め手について「チームのプレースタイルが自分にすごく適していること」と明かす。「まずはピッチ上での結果がすべて。そういう意味で、自分がいま一番成長するために適している」と具体的な理由を語った。

 また、今回の移籍には、ほかの海外組の影響もあるとのこと。昨シーズンにヨーロッパリーグ(EL)を制覇したフランクフルトで、その優勝に貢献した鎌田大地と長谷部誠。具体的な名前は挙げなかったが、久保は2選手の影響をほのめかす。「昨シーズン、ELで活躍した選手がいた。ソシエダで同じ目標が掲げられたら」と語っている。

 これまでの期限付き移籍とは異なり、今回は完全移籍での加入。久保は前向きに「レンタルはいい面、悪い面がある。ソシエダのチームになったことで、落ち着いてプレーができる」と気持ちは切り替わっている様子を見せた。新たなシーズンで再び一年の長い戦いが始まる。だが、久保はカタールW杯が大きなポイントになるとも語る。

 新シーズンの目標について聞かれると、久保はW杯メンバー入りも視野に入れて回答。「1シーズンではあるけど、W杯前とW杯後という風に分かれる。W杯前に波の乗って2点、3点と早いうちにどんどん取っていけるようなシーズンにまずはしたい」。サッカー人生を懸けた年で、新天地に懸ける思いを口にした。

●海外組ガイド
●ラ・リーガ2022-23特集

TOP