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ローマのディバラ獲得はまるでトレーディングカード収集?ラツィオ会長がライバルに皮肉

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FWパウロ・ディバラ

 ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が28日、FWパウロ・ディバラを獲得したライバルクラブのローマについて言及し、皮肉を述べた。『GOAL』の取材により明らかとなった。

 マウリツィオ・サッリ率いるラツィオは今夏、元ミラン主将のDFアレッシオ・ロマニョーリや元シャフタール・ドネツクのブラジル人MFマルコス・アントニオを獲得したほか、先月、イタリア代表でデビューを飾ったばかりの20歳FWマッテオ・カンチェリエリや、ポルトガル人GKルイス・マキシミアーノらもチームに加わった。

 だが同じ街に拠点を置くライバルのローマは、ユベントスを退団したアルゼンチン代表FWディバラをフリーで獲得。メルカートでより大きな注目を集めた。ラツィオ会長は、FIGC(イタリアサッカー連盟)の施設から退出する際にインタビューに応じると、ライバルクラブの補強について持論を展開。ローマのビッグネーム獲得をトレーディングカードのコレクションに例えて揶揄した。

「彼の移籍で印象を受けたことはない。私は夢ではなく、確固たる現実で商売しているんだ。我々はサッカー選手のカード集めをしているわけではなく、興味もない。ロティートは結果をもたらす。そしてその通り、ラツィオは近年、ユベントスに次ぐ数のタイトルを獲得している」

「ローマの補強が新聞の表紙を飾るようなものだったかどうかは分からない。だがラツィオだって6選手を獲得し、さらに新選手がやって来るかもしれない。私は美学を求めているわけではなく、クラブがバラ色の将来を迎えられるように取り組まなければならない」

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