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板倉滉らの新加入選手の印象は?ボルシアMG監督「まるで大昔からこのチームにいるようだ」

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ボルシアMGDF板倉滉

 ボルシアMG率いるダニエル・ファルケ監督は日本代表DF板倉滉に好印象を受けているようだ。31日のDFBポカール1回戦5部オーバーアッヘルン戦に向けた記者会見で語った。

 今夏からファルケ監督が指揮を執るボルシアMGがこれまで獲得した新戦力は2人のみ。昨季マンチェスター・シティからシャルケへ送り出され、同クラブの1年での1部復帰に大きく貢献した板倉と、デンマークのミッティランから同国U-19代表のセントラルMFオスカル・フラウロが完全移籍で加わっている。

 会見で2人のプレシーズンでの印象や板倉の起用法について問われたファルケ監督は「スーパーな若者たちで、すごく上手く溶け込んでいる。まるで大昔からこのチームにいるようだ」と返答。「2人を称えたいが、彼らを迎え入れたチームも称えたい。新加入選手が馴染むにあたって“楽なドレッシングルーム”だと思う。自分は現役時代や監督としてもその点では異なる場所も経験したからね」と明かした。

「2人とも素晴らしいプレシーズンを過ごしたと思う」と続けた同監督だが、まずフラウロについて「18歳でまだプロとしてのプレー経験がほとんどないのに、ボルシアMGのような野心的なブンデスリーガクラブでとても上手くやっている」と称賛。板倉についてはこのように続けている。

「コウも同じだ。もちろん彼の方が経験に関しては別レベルだし、特に最近はより多くの出場機会が与えられている。センターバックでもミッドフィールドでも、いずれのポジションでも素晴らしくやってくれている。ポリバレントだから、いずれのポジションでプレーできるから、彼を獲得したのだからね」

「でも彼にも過剰に期待してはいけないだろう。今までまだブンデスリーガでプレーしたことがない。昨季は傑出したシーズンをプレーしたが、それは2部レベルでのことだった。だが今は野心的なブンデスリーガクラブにいる。なのでコウにも『オーケー、最高なコンディションだ』と言えるまでの時間を与えるべきだと考える。ただそれでも彼は本当に上手くやってくれていると言わなければならない」

 なおドイツ誌『キッカー』の予想では板倉はオーバーアッヘルン戦には先発出場。ボルシアMGの一員としての公式戦デビューに4バックの右側CBとしてスタートすると見られるようだ。

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