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堂安律、名手グリフォと直接FKで役割分担へ? フライブルク監督「優れた新たなオプション」

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指揮官がMF堂安律について言及

 フライブルクを率いるクリスティアン・シュトライヒ監督は、新加入の日本代表MF堂安律のプレーに満足しているようだ。ドイツ誌『キッカー』がコメントを紹介した。

 プレシーズン中のテストマッチでも2ゴール1アシストと決定力を示した堂安は、新天地での公式戦デビューとなった7月31日のDFBポカール1回戦に先発。2部カイザースラウテルン戦でも好プレーを見せると、延長後半6分、相手ゴールから25メートル手前の位置でFKを獲得。これを自ら直接決め、フライブルクを2-1の逆転勝利に導いている。

 シュトライヒ監督は、そんな堂安が見せた公式戦デビューでのパフォーマンスを「スペースがあまりなく、簡単ではなかったが、それでも彼は見せ場をつくり存在感を示した」と称賛。また、「終了に近づくに連れて試合が少しオープンになり始めてから、スピードとフィットネスを備える彼はどんどん良くなった」とも続けた。

 また、同監督は堂安が直接FKを決めたことについて「優れた新たなオプションだね」とも言及。『キッカー』も、FK名手の元イタリア代表MFビンチェンツォ・グリフォがこの試合の90分に交代となり、「ドウアンはまずアピールに成功し、(FKの序列において)最上位に立つグリフォと並らんだ」と指摘している。

 なおフライブルクはこれまでは、右利きのグリフォと左利きの左サイドバックでキャプテンのDFクリスティアン・ギュンターがFKやCKを主に担当してきた。昨季リーグ戦合計58得点のうち、約半数はセットプレーから生み出している。『キッカー』いわく、間接FKやCKの担当は変わらなくても、位置によっては堂安も直接FKを任されることになりそうだ。

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