バイエルンが今夏にトッテナムFWハリー・ケインを獲得することはないようだ。ドイツ『Suddeutsche Zeitung』が伝えている。

　バイエルンは今夏、絶対的なエースであったロベルト・レバンドフスキが退団。その後釜としてイングランド代表FWケインが噂にあがっていた。しかし、バイエルンから具体的なオファーはなく、サリハミジッチSD(スポーツディレクター)はそういった疑惑を打ち消した。

「これは噂だ。我々は今のところ、別の道を歩んでいる。マンチェスター・シティやリバプールは9番なしで何年も成功している」

　バイエルンはレバンドフスキが退団した一方、サディオ・マネを獲得し、セルジュ・ニャブリとも契約延長。サリハミジッチ氏はアタッカーの陣容に不安はないことを強調した。

「4ポジションにほぼ同じクオリティの選手を代用できるのだ。これだけ攻撃の質が高いのはヨーロッパでは珍しい。これからは監督とチームの仕事だ」

---

●ブンデスリーガ2022-23特集
●プレミアリーグ2022-23特集