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シャルケ麻也は無念の開幕黒星スタート、味方の得点取り消しには「運も味方にできなかった」

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DF吉田麻也は初戦黒星スタート

 シャルケ所属のDF吉田麻也は7日のブンデスリーガ開幕節・ケルン戦で先発出場。キャプテンマークを巻いてチームを率いたが、1-3で敗れた。

 シャルケは前半35分にMFドミニク・ドレクスラーが一発退場となり、数的不利に。前半をスコアレスで折り返すが、後半4分に先制を許してしまう。同17分に追加点も決められるが、31分には1点を返し、1-2と点差を縮める。だが、35分にはダメ押し点を食らい、1-3で敗戦を喫した。

 キャプテン吉田は試合後の囲み取材で「厳しいスタートではあります」と振り返る。「退場したらこういうことは起こりうる。0-0、0-1の時間をもう少し長くしたかったというのもありますけど、そこで踏ん張れなかった。それでも1-2に盛り返してから3点目を取られちゃいけなかったと思います。ちょっと運がなかったなっていうのもいくつかあるなと」。シャルケは序盤にゴールネットを揺らしたが、得点が認められない“不運”があった。

 それは前半10分。セットプレーの流れからミドルシュートがゴールに突き刺さる。だが、シュートを放った瞬間に、ゴール前の吉田が相手の最終ラインより後ろに戻り切れず、オフサイドの判定。シャルケの先制点は幻となっていた。

「そういう運も味方にできなかったということもあります。シーズンを通してタフな試合を強いられるのは間違いない。ああいう戦い方を粘り強くやっていくというのは、おそらく今シーズンのベースになる。そこを続けていけばいいと思います」

 昇格組は開幕初戦で黒星スタート。13日の第2節ではボルシアMGと対戦する。

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