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マンU、ファンの反発もありアルナウトビッチ獲得見送り…獲得狙う19歳FWもライプツィヒへ

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マンチェスター・ユナイテッドを率いるエリック・テン・ハフ監督

 マンチェスター・ユナイテッドは、ボローニャFWマルコ・アルナウトビッチ獲得を見送ったことが『GOAL』の取材で明らかになった。

 今夏の移籍市場でエディンソン・カバーニが退団し、クリスティアーノ・ロナウドの去就も不透明となっているマンチェスター・U。1-2で敗れたブライトンとの開幕戦では、アントニー・マルシャルも離脱して前線のオプションが不足するなど、新たなストライカーを獲得する必要性が指摘されていた。

 そんなマンチェスター・Uは、新FWの獲得に向けて動きを見せており、先日からボローニャのアルナウトビッチに関心を持つことが判明。すでに交渉の席についており、オファーを提示したが拒否されていたことが伝えられている。

 現在チームを指揮するエリック・テン・ハフ監督がトゥエンテ時代に指導し、過去にストークやウエスト・ハムでプレーしていたことからも、プレミアリーグでの経験が豊富なアルナウトビッチ。しかし、マンチェスター・Uのサポーターからはこの動きに反発の声が上がっていた。その理由としては、過去の人種差別発言や短期間で移籍を繰り返すことにあると考えられている。

 さらに、マンチェスター・Uは比較的安価な移籍金でアルナウトビッチを獲得できると見込んでいたものの、ボローニャは非売品であることを強調。移籍金のつり上げを目論んでいたようだ。これらを受け、同選手の獲得を見送る決定に至ったことが判明している。

 また、アルナウトビッチと並行して獲得を目指していたザルツブルクFWベンヤミン・シェシュコは、9日にライプツィヒに移籍することが発表された。これで、マンチェスター・Uは19歳の大型ストライカーを取り逃すことも決まった。

 なお、現時点でマンチェスター・Uが誰を新ストライカーのターゲットにするかは明らかになっていない。

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