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板倉滉のクオリティを語るボルシアMG監督、ブンデスデビューでのプレーに満足も継続性を重視

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DF板倉滉についてボルシアMG監督が言及

 ボルシアMGダニエル・ファルケ監督は13日のシャルケ戦に向けた記者会見に出席。昨季シャルケでプレーしたDF板倉滉についても語った。

 ボルシアMGは13日に行われるブンデスリーガ第2節で敵地でシャルケと対戦。ファルケ監督は相手は昇格後最初のホームマッチとなることで「エモーショナルな試合」を予想すると、DF吉田麻也など複数の新戦力を加えたことについて「必ず目標を達成するだけのメンバーを揃えていると考える」と指摘した。

 一方で、現地メディアの記者は昨季はマンチェスター・シティからのレンタルでシャルケへ送り出され、同クラブの1シーズンでの1部復帰に大きく貢献した板倉についても質問。ファルケ監督は加入後の公式戦に2試合ともフル出場した日本代表について次のように話した。

「コウは本当に良いブンデスリーガでの第一戦(ボルシアMGが3-1で制した開幕節ホッフェンハイム戦)を見せたと思う。シャルケでもたくさんプレーしたバックラインで、センターバック2人の1人としてね。ボール際が上手く、デュエルにも強く、プレーを読むことができる上、クレバーでもあり、年齢もちょうど良く、トップレベルで輝くだけの要素をすべて持ち合わせている」

「ただ、早い時期の賛辞は気をつけるべきだろう。彼にとってはブンデスリーガレベルでの1シーズン目となる。経歴書にブンデスリーガ戦が1試合表記されたからといって彼のことをべた褒めするのは良くないと思う。長期にわたって証明してくれなければならないよ。今までこのレベルでもっとたくさんの試合を見せられなかったのは彼のせいではないけど、オランダやブンデスリーガ2部でどれだけ素晴らしくても、ここボルシアMGでのレベルとは違うからね」

「彼は非常に良いスタートを切った。でも大事なのはそれを今後継続的に証明し続けることだ。我々は彼のクオリティを信じており、だからこそ契約した。選手層の厚さの強化にもつながる彼のポリバレント性もとても気に入っている。彼がそれらのクオリティを発揮するために、我々は彼ととともに一生懸命取り組んでいる。ただ最終的に我々にできるのは彼をドアまで連れて行くことだ。そのドアには自分で入らなければいけない。今彼は入ろうとしているところだ」

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