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ケインのAT劇的弾で追い付いたトッテナム!! チェルシーは逃げ切れずに白熱ダービーはドロー決着

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白熱のダービーはドロー決着

[8.14 プレミアリーグ第2節 チェルシー 2-2 トッテナム]

 プレミアリーグは14日、第2節を開催し、昨季3位のチェルシーと同4位のトッテナムが対戦。前半19分にチェルシーが先制するも、後半23分にトッテナムが試合を振り出しに戻す。同32分にチェルシーが勝ち越すが、粘るトッテナムが同アディショナルタイムに追い付いて、2-2の引き分けに終わった。

 ともに開幕戦で勝利を収めた両チームによる、ロンドンダービー。徐々にボール保持率を高めるチェルシーが押し込む時間帯を増やしていく。前半19分にはFWラヒーム・スターリングのヒールパスに反応したFWカイ・ハバーツが右足シュートを狙うも、好反応を見せたGKウーゴ・ロリスに阻まれてしまった。

 しかし、このプレーで得たCKからチェルシーが試合を動かす。DFマルク・ククレジャが蹴り出したCKに対し、ファーサイドでフリーになったDFカリドゥ・クリバリが鮮やかな右足ボレーで突き刺す。新戦力2人によって先制点がもたらされた。

 その後もチェルシーが圧倒的にボールを支配し、ゴールに迫る場面を作り出す。トッテナムはカウンターを発動させようとするが守備網に引っ掛かり、同22分に縦パス1本でPA内に侵入したMFライアン・セセニョンのシュートは距離を詰めたGKエドゥアール・メンディにストップされてしまった。

 1-0とチェルシーがリードしたまま後半を迎えると、同3分、FWハリー・ケインが最終ライン裏に落としたボールに走り込んだFWソン・フンミンがPA内からフィニッシュもメンディに阻まれる。同12分にはトッテナムベンチが動き、今夏獲得したFWリシャルリソンをピッチへと送り込んで状況を打開しようと試みる。

 すると、後半23分、トッテナムが高い位置でのボールカットを成功させると、最後はMFピエール・エミール・ホイビュアが弾道の低いミドルシュートを叩き込んで試合を振り出しに戻した。

 しかし、後半32分、トッテナム陣内でチェルシーがボール奪取。左サイドからMFエンゴロ・カンテ、スターリングとつなぎ、最後は右サイドでフリーとなったDFリース・ジェームズが冷静にネットを揺らし、チェルシーが勝ち越しに成功した。

 1点をリードしたチェルシーだったが、後半38分にアクシデントが襲い、負傷したカンテが交代を余儀なくされてピッチを去ることに。すると、同アディショナルタイムにドラマが待っていた。CKをケインがヘディングで合わせてネットを揺らし、白熱のダービーはトッテナムが追い付いて2-2のドロー決着となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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