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三笘薫の1対1の強さを信じてこそ…ブライトンのドイツ人MF「だから僕はボックス内にいたんだ」

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ブライトンMF三笘薫

 ブライトンのドイツ人MFパスカル・グロスは今夏からチームメイトとなった日本代表MF三笘薫のパフォーマンスに驚かないようだ。地元メディア『The Argus』がコメントを紹介した。

 昨季はレンタルでベルギーのユニオン・サンジロワーズで過ごした三笘は今夏ブライトンへ復帰。2-1での勝利に収めたプレミアリーグ開幕節のマンチェスター・ユナイテッド戦こそ出番はなかったものの、13日の第2節、ニューカッスルとのホームマッチには75分からの途中出場でついにプレミアリーグデビューを果たし、得意のドリブルからチャンスを作り出すなど好プレーを披露した。

 前節では2得点をマークし、白星スタートの立役者となったグロスだが、結局スコアレスドローに終わったこの2戦目を振り返る中、三笘について「彼はスピーディーで、1対1に長けたプレーヤー」とコメント。「素晴らしいキャラクターで、本当にいつもハードワークをしているよ」とその練習での熱心な姿勢も称賛した。

 三笘のニューカッスル戦でのプレーについてグロスは「彼が出場し、本当に良いプレーを見せた。僕が日々目にしているクオリティを見せてくれた」と続けると、自身が逸してしまった三笘が演出した好機にも触れた。「彼が本当に1対1に強いことを知るからこそ、僕はボックス内にいて、構えようとしていたんだ」と明かしている。

 なお開幕2試合で勝ち点4を獲得したブライトンだが、グロスはニューカッスル戦に勝ち切れなかったことについて「少しばかり残念な気持ち」と表現。「どっちかと言えば、こっちの方がゴールに近かったというフィーリングがあった」と語ると、「でもプレミアリーグは冷酷なもので、今までも相手が1チャンスをものにし、このような試合でも落としてしまうことだってあったからね」と認め、「6ポイントの可能性もあったが、僕たちは前を向かなければいけない」と気を引き締めていた。

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