MF奥川雅也が所属するブンデスリーガ2部ビーレフェルトは17日、ウリ・フォルテ監督の解任を発表。公式戦わずか5試合でフォルテ体制に終止符を打った。

　2部に降格したビーレフェルトは今夏にスイス人指揮官のフォルテ氏を新監督に招へい。DFBポカール1回戦ではアマチュアチームのエンガーズ相手に大勝するも、リーグ戦は開幕4連敗と悪夢のスタートに。そして、17位に低迷するクラブの幹部は解任の決断に至った。

　強化担当のサミル・アラビGM(ゼネラルマネジャー)はクラブの公式ウェブサイトでフォルテ監督に感謝を告げつつ、「現在の人員構成で成功をつかめる確信が欠けていた」と決断を説明。また、フォルテ氏は「解任は痛いが、長年監督を務めてきた者としてプロフェッショナルに受け止めなければならない」とコメントした。

　なお今季の公式戦すべてに先発出場した奥川は、DFBポカール1回戦と開幕節ザントハウゼン戦でそれぞれ得点を記録。当面はミヒャエル・ヘンケ氏らアシスタントが指導を担当するチームとともに、状況の好転につながる活躍を見せられるのだろうか。

---

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2022-23特集