beacon

カゼミーロ移籍のレアル、モドリッチのゴラッソなどでセルタに4発快勝&開幕2連勝!

このエントリーをはてなブックマークに追加

MFルカ・モドリッチがゴラッソ

[8.20 ラ・リーガ第2節 セルタ 1-4 R・マドリー]

 レアル・マドリーは20日、ラ・リーガ第2節でセルタのホームに乗り込み、4-1で勝利を収めた。これで開幕2連勝。次節は28日に行われ、アウェー3連戦のラストとしてエスパニョールと対戦する。

 前日19日にMFカゼミーロのマンチェスター・ユナイテッド移籍合意を発表したレアルは、14日の第1節アルメリア戦(○2-1)に続いてMFオーレリアン・チュアメニを中盤のアンカーで先発起用。また、MFルカ・モドリッチ、DFダニエル・カルバハル、DFエデル・ミリトン、DFダビド・アラバが10日のUEFAスーパーカップ・フランクフルト戦(○2-0)以来のスタメン復帰を果たした。

 試合は立ち上がりに動く。前半11分の右CKでセルタMFレナト・タピアにハンドがあったとして、VARを経て同12分にレアルがPKを獲得した。

 前半14分にPKキッカーを務めたのは、キャプテンのFWカリム・ベンゼマ。右足でゴール右下に流し込み、今季リーガ初得点を記録した。

 先制に成功したレアルだったが、前半22分にミリトンがFWゴンサロ・パシエンシアとの空中戦でハンドを取られ、セルタにPKを献上する。同23分、キッカーのFWイアゴ・アスパスが左足でゴール右下に突き刺し、1-1とした。

 その後、攻め込みながら得点を挙げられず、逆にピンチも迎えたレアル。嫌な雰囲気を一掃したのはモドリッチだった。

 前半42分、アラバから左のハーフスペースで縦パスを受け、ターンから中央へカットイン。右足で巻いたミドルシュートを放ち、GKアグスティン・マルチェシンも見送るしかないゴール右上の絶妙なコースに叩き込んだ。

 レアルは2-1と勝ち越して前半を終え、後半11分には追加点を奪取。モドリッチが自陣から長いスルーパスを出し、走り込んだFWビニシウス・ジュニオールがファーストタッチで抜け出す。そのままGKマルチェシンをかわし、左足で無人のゴールに決めた。

 さらに後半21分、カウンターからチュアメニが左前方のビニシウスにつなぎ、受けたビニシウスは中央へパスを送る。ベンゼマがバランスを崩してペナルティエリア内右にボールが流れると、後方から上がってきたFWフェデリコ・バルベルデが右足のダイレクトシュートをゴール左に突き刺した。

 後半40分には途中投入のDFアントニオ・リュディガーが右サイドから攻め上がり、ペナルティエリア内中央へパス。反応したベンゼマが相手のファウルを受け、PKを得る。同41分、キッカーの途中出場FWエデン・アザールが右足でゴール左を狙うが、GKマルチェシンに止められ、こぼれ球に詰めたベンゼマのシュートもセルタ守護神に阻まれた。

 それでも4選手に今季リーガ初ゴールが生まれたレアルは、相手に反撃を許すことなく4-1で快勝。終わってみれば危なげない戦いで開幕2連勝を飾った。

●ラ・リーガ2022-23特集

TOP