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選手の耳元で囁いた言葉は…アルゼンチンで感動を誘うピッチ乱入

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アルゼンチンのピッチ乱入シーンが話題に

 アルゼンチン1部リーグのデフェンサ・イ・フスティシア対ボカ・ジュニアーズで起きたピッチ乱入シーンが感動的だと話題を集めている。

 22日に行われた同試合は、後半アディショナルタイム2分に生まれたFWルイス・バスケスのゴールにより、アウェーのボカ・ジュニアーズが1-0で劇的勝利。試合後、デフェンサGKエセキエル・ウンサインが膝から崩れ落ちてうなだれていると、1人の少年が駆け寄り、守護神を慰めるように抱きしめて言葉をかけた。

 アルゼンチン『Dスポーツ・ラジオ』によると、その少年の名前はティツィアーノ・カリーソくん。同メディアがツイッター(@DSportsRadio)でインタビューコメントを伝えており、カリーソくんは「僕は彼に『泣かないで。サッカーは勝ったり負けたりするものだから』と言ったんだ」と明かしている。

 また、父親のダニエル・カリーソ氏は「彼は試合が始まった時からピッチに入るつもりだと言っていたが、私は信じていなかった。彼のアイドルはウンセインで、その夢を叶えたかったんだ」と話した。

 アメリカ『ESPN』の番組『スポーツセンター』のツイッター(@SC_ESPN)は動画付きでこのシーンを紹介。「美しい瞬間! デフェンサ 0-1 ボカの試合終了後、エセキエル・ウンサインを慰めるため、小さな少年がピッチに乱入してきた!」と拍手の絵文字を3つ付けて称えた。現時点で2万件を超える「いいね」が寄せられている。


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