日本代表レジェンドの内田篤人氏が、『DAZN』で自身がMCを務める番組『FOOTBALL TIME』で、選手が試合中に感情を前面に出す場面について語った。

　番組内のトピックとして、リバプールのFWダルウィン・ヌニェスが15日のクリスタル・パレス戦で相手選手に頭突きをしたことで一発退場となり、出場停止処分を受けたシーンについて取り上げられると、内田氏は「俺は感情を表に出す(選手の)ことは嫌いじゃない。周りに熱が伝わるから。退場してしまうのはさすがに大変ですけど」と言及。退場処分に値するような行為は良くないとしつつも、感情を前面に出せるのはパーソナリティだと強調した。

「(鹿島アントラーズの)鈴木優磨とか、根は本当にいい奴。試合になるとパワーが出る。ああいう選手は見ていて好き。(大久保)嘉人さんとかもそうだし、熱を伝えられる選手は多くない」

　一方で、中学や高校世代については、「勘違いしてほしくない。中学や高校くらいでちょっといやらしいことをしてくる奴は、絶対消える。それは違う。レベルが違って、そういうことではない」と口にし、サッカーに取り組む姿勢について触れた。

「中学や高校くらいだと練習試合とかで口が悪い選手とかいるじゃないですか。そういう選手はだいたい、いなくなる(大成しない)。中学や高校は真摯にサッカーしたほうがいいです」

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