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アウトサイドスルーパスでビニシウス弾お膳立てしたチュアメニ…クルトワ「モナコ時代から見ている人は知っているさ。彼は技術も卓越している」

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先制アシストのMFオーレリアン・チュアメニ

 28日のラ・リーガ第3節、敵地RCDEスタジアムでのエスパニョール戦に3-1で勝利したレアル・マドリー。この試合ではMFオーレリアン・チュアメニの卓越したテクニックにも注目が集まったが、GKティボー・クルトワにとっては驚くべきことではなかったようだ。

 キックオフから12分後、FWビニシウス・ジュニオールが先制点を決めたレアルだが、その場面でアシストを記録したのがチュアメニだった。今夏モナコからレアルに加わったフランス代表MFは、絶妙な右足アウトサイドのスルーパスによってビニシウスのダイアゴナル・ランを引き出している。チュアメニはこのアシストだけにとどまらず、攻撃時は少し前にポジションを取って、パス能力を中心に足元のテクニックを存分に披露していた。

 この一戦の後には、FWホセルのシュートを右手一本でセーブして勝利に貢献したクルトワがスペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じ、チュアメニのテクニックの高さについて見解を求められている。ベルギー代表MFは次のようにコメントした。

「チュアメニのテクニックに驚いたか? いいや。モナコの頃から彼を知っている人は、彼がフィジカルだけでなくテクニックも卓越していることを知っている。レアル・マドリーのリズムに最初から適応することは難しい。でも彼は快適に感じられているようだし、守備のほか攻撃でもアシストを記録したりチームに貢献している。これから、もっと良くなっていくだろうし、重要な存在になるかもしれないね」

 ラ・リーガ開幕3連勝を果たしたレアルは、第4節で自分たちと同じく勝ち点9を獲得したベティスを本拠地サンティアゴ・ベルナベウに迎える。クルトワはここまでに4得点を記録している友人、“パンダ”ことFWボルハ・イグレシアスの活躍を喜びつつ、5連勝への意欲を示している。

「友達のパンダはとても調子が良いし、ベティスは良いフットボールを実現している。チャンピオンズを前に素晴らしい試合になるだろうね。今季初のアウェー戦だし勝利がほしい。でも、厳しい一戦になるだろう」

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