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積極補強も上位陣との差を認めるコンテ「トッテナムが追いつくためにはあと3度の移籍期間が必要」

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補強について語ったアントニオ・コンテ監督

 トッテナムアントニオ・コンテ監督は、積極的な補強を敢行したものの、さらに3つの移籍期間が必要だと強調した。

 昨季にトップ4フィニッシュを果たし、今夏のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得したトッテナム。プレミアリーグでのさらなる上位進出を目指す同クラブは、今夏の移籍市場序盤から積極的な補強を行ってきた。

 MFイバン・ペリシッチ、GKフレイザー・フォスター、MFイブ・ビスマ、FWリシャルリソン、DFクレマン・ラングレ、DFジェド・スペンス、DFデスティニー・ウドジェ、さらにDFクリスティアン・ロメロの買い取りも発表。プレミアリーグ4位となる合計1億7200万ポンド(約278億円)を補強に投じた。

 しかし、コンテ監督はプレミアリーグのライバルに追いつくためにはまだ十分ではないと考えている模様。2日のプレスカンファレンスで「1億ポンドもの選手を獲得すれば、大きなアドバンテージになる。なぜなら、トッププレーヤーを獲得したことを意味するからだ」と話し、自身の考えを続けた。

「しかし、フリートランスファーやローンでも選手を獲得できる。状況次第だ。我々にできることをやったと思うし、使える資金やローン移籍、フリー移籍に関するビジョンもとても明らかだった」

「しかし、トップチームのスカッドを見ればとても大きな距離がある。タイトルやチャンピオンズリーグ出場圏内を目指して戦うのなら、他のクラブと同じレベルになるために最低でも3つの移籍期間が必要だ」

「我々は適切なことをしていると確信している。それに、異なる金を使えるクラブと通常の金を使えるクラブがあることを理解しなければいけない。これだから、道のりは険しい。我々は適切なことをやったが、まだ始まったばかりだ。完了したというにはまだまだ遠く及ばない」

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