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ボローニャがミハイロビッチ解任を発表…白血病を罹患しながら指揮続けるも今季低迷

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ボローニャシニシャ・ミハイロビッチ監督

 ボローニャは、シニシャ・ミハイロビッチ監督の解任を発表した。

 現役時代にFKの名手として名を馳せたミハイロビッチ監督は、2019年に2度目のボローニャの指揮官に就任。その後、白血病と診断されたことを公表し、治療に専念するために一時現場から離れたものの、大病を克服後に再びチームを率いていた。

 3月には白血病が再発し、再び治療を開始したことを発表したミハイロビッチ監督は、ボローニャを指揮し続けているが、今シーズンは開幕5試合で3分2敗と依然として勝利がなく、16位に沈む。これを受け、クラブは指揮官の交代に踏み切ることを決断した。

 6日にボローニャのジョーイ・サプト会長は「ボローニャの会長に就任して以降、私が下した最も難しい決定だった」と話し、ミハイロビッチ監督解任への思いを続けた。

「近年、私たちはプロフェッショナルとしてだけではなく、人間としての関係性を確かなものにした美しくあり、辛くもあった瞬間をシニシャとともに過ごしてきた。感動的なプレスカンファレンスで病気を公表したあの日以降、彼は勇気と決意を持って病気に立ち向かってきた。それ以降、入院があったものの、彼は常にチームに寄り添ってきた」

「今、残念なことにテクニカルリーダーシップを変える時が来た。チームとクラブのために私たちはこの辛い決断を下すことになった。しかし、シニシャ・ミハイロビッチがボローニャのコーチでなくなったとしても、彼が完全に病気を克服するまで、そして彼のキャリアにおいて、このクラブの関係者全員は彼のそばに居続ける」

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