「待望だね」。日本代表の主将DF吉田麻也が所属するシャルケが開幕から6戦目で今季初勝利を手にした。

　ブンデスリーガは10日、各地で第6節を開催。シャルケは本拠地フェルティンス・アレーナでボーフムと対戦した。相手は今季0ポイント中の最下位。ここまでフル出場を続ける吉田は、「必ず勝たなきゃいけない試合」と兜の緒を締めて臨んだ。

　試合はシャルケ1点リードの後半6分に同点ゴールを許すも、オウンゴールと後半アディショナルタイム6分弾で3-1の勝利。吉田はこの一戦も90分間プレーし、待望の初白星獲得に貢献した。試合後には、「勝ってよかった」と喜んだ吉田。「これでプレッシャーもちょっとは和らいだんじゃないかと思う」と待ち望んいた勝利に安堵した様子だ。

　次節は、17日にドルトムントとの“ルールダービー”。シャルケが昨季2部に降格したため、2シーズンぶりの開催となる。吉田は「次、ダービーが待ってるので楽しみですね」と伝統の一戦を心待ちに。その中でも、「引き続きファイトしなきゃいけないことは変わらない」と勝利へ尽くすことを誓った。

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