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VARで劇的逆転弾取り消し、自身も退席処分に…アッレグリ「何も知りたくないし審判と話すこともない」

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退席処分となったマッシミリアーノ・アッレグリ監督

 ユベントスマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、サレルニターナ戦を振り返った。

 セリエA第6節で、ホームにサレルニターナを迎えたユベントス。前半に2失点を喫する苦しい展開となり、1点を返したものの、ビハインドのまま後半アディショナルタイムに突入する。しかし主将レオナルド・ボヌッチがPKから同点弾を奪うと、その直後にはアルカディウシュ・ミリクがネットを揺らした。

 劇的逆転弾が決まり、ミリクはシャツを脱いで歓喜。これで2枚目のイエローカードが提示され、ポーランド代表FWは退場処分に。するとその直後に小競り合いが発生し、ファシオやクアドラードが一発退場。そしてVARレビューの結果、オフサイドポジションのボヌッチが関与していたとされ、劇的な逆転弾は取り消しとなった。これに反応したアッレグリ監督も退席処分を受けている。結局、試合は2-2で終わった。

 試合終了間際に荒れた展開となったこの一戦。アッレグリ監督は『DAZN』に対し、逆転弾が取り消された場面を振り返っている。

「何も知りたくはない。審判と話すこともない。ゴールは取り消されたが、それが良いのか悪いのかはわからない。ただ1つ、カンドレーバがいたので画像を確認しておきたい。しかし、審判は放っておかなければ。試合の主人公は選手である」

 そして「最終的な結果から、敗戦とは異なる気分で次の試合に迎える。興味深いのは、ビハインドを背負ったときの反応を見ることだった。以前にはなかったことだ。何かが起きた時、秩序を失ってはいけない。これについては成長しなければならないが、選手たちがやってくれたことに満足している」とも続け、ビハインドから追いついた選手を称えている。

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