セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督がブライトンの新指揮官候補に浮上するようだ。イギリス『ザ・タイムズ』が伝えた。

　昨夏に横浜F・マリノスからセルティックの指揮官に就任したポステコグルー監督。直後に獲得した古橋亨梧が大当たりし、今冬にも前田大然や旗手怜央らJリーグ時代からよく知る日本人選手を補強して2シーズンぶりのスコティッシュ・プレミアシップ優勝、リーグカップ制覇の2冠にチームを導いていた。

　今シーズンもリーグ戦6戦全勝として首位を走り、またUEFAチャンピオンズリーグでも王者レアル・マドリー相手に好パフォーマンスを披露するなどポステコグルー監督の下、セルティックは確かな成長を見せている。

　そんな中、プレミアリーグでここまで4位につけるブライトンがポステコグルー監督の招聘に興味を寄せる模様。2019年からチームを指揮していたグラハム・ポッター監督がトーマス・トゥヘル監督を解任したチェルシーの指揮官に就任しており、三笘薫の所属するプレミアリーグのクラブは現在、シーズン中であるものの正式な監督が不在の状況に陥っている。

　一部ではポステコグルー監督がブライトンが作成する4名の新指揮官候補のリストに載っていないと伝えられていたが、同メディアによると、クラブはオーストラリア人指揮官を“有力候補”として考えている模様。さらに、クラブは同指揮官のピッチ上での功績だけではなく、困難な状況下での冷静さなどといった人間性も高く評価するようだ。

　なお、現時点でポステコグルー監督がシーズン途中からブライトンに新天地を求めるかは不明であると考えられている。

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