beacon

38歳・長谷部誠は2試合連続先発? フランクフルト指揮官、シュツットガルト戦に向けて「彼が親指を立てれば…」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF長谷部誠が2戦連続スタメンか

 フランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督は、16日にシュツットガルト戦前日の記者会見に出席。その中で、DF長谷部誠の状態やMF鎌田大地の特徴などについても言及した。

 13日に敵地で臨んだUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第2節で、マルセイユを1-0で下し、クラブ史上初めてCLでの勝利を味わったフランクフルト。この試合で3バックを再導入したグラスナー監督は、長谷部をバックラインの中央に配置し、鎌田をボランチで起用。前者のパフォーマンスにはドイツメディアから称賛の言葉が相次ぎ、後者は『UEFA』公式でマン・オブ・ザ・マッチに輝くなど、2人の日本人選手が存在感を発揮した試合だった。

 グラスナー監督は、ブンデスリーガ第7節のシュツットガルトとのアウェーマッチに向けた会見で、マルセイユ戦では新たな負傷者が出なかったことを明かしつつ、「マコトやクリスティアン・ヤキッチは打撲を受けたが、2人ともプレーできると話している」と報告。長谷部を次戦で起用するかについては「マコトと話しをするつもりだ。彼が親指を立てればプレーするし、そうしなければプレーしない(笑)。ただ私が知る限り、彼はプレーすることを望み、コンディションも良さそうだ。いずれにしても彼と意見交換をしていく予定だ」と語っている。

 マルセイユ戦ではヤキッチが右ウイングバック、アンスガー・クナウフが左ウイングバック、そして鎌田がボランチとそれぞれ本職ではないポジションでプレー。オーストリア人指揮官はそれらの起用法について触れた際、鎌田のチームにとっての重要性を問われると、「とても大事だ。だからすべての試合に出場しているのだよ」と返し、このように続けた。

「ダイチはたくさんのポジションでプレーできる。彼はサッカーを理解しているからだ。もちろん、デュエルで持ちこたえられるのかというテーマはある。でも彼は極めてインテリジェントなので、ボールを奪うこともできる。デュエルではクレバーで、予測能力にも長けている」

 なお、MF遠藤航やDF伊藤洋輝が所属するシュツットガルトは5分1敗と未勝利で14位に位置。2勝2分2敗で11位につけるフランクフルトのグラスナー監督は、そんな相手について「これまでの結果やパフォーマンスを見ると、釣り合っていない印象を受ける。いくつかの試合に勝っていてもおかしくないだろう」と強調し、「シュツットガルトは明確なスタイルをもち、彼らにはスピーディーなアタッカーがいる。ブンデスリーガでの試合ではいつものことだが、非常に激しいファイトになるだろう」と予想していた。

●海外組ガイド
●ブンデスリーガ2022-23特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP