[9.17 ラ・リーガ第6節 バルセロナ 3-0 エルチェ]

　バルセロナは17日、ラ・リーガ第6節でホームに最下位エルチェを迎え、3-0の勝利を収めた。インターナショナルマッチウィークによる中断を前にリーグ戦5連勝を達成。翌18日に試合を行うレアル・マドリーを抜き、暫定で首位に立った。

　前節終了時点で首位レアル・マドリーを2ポイント差で追っていたバルセロナ。前半14分に裏へ抜け出そうとしたFWロベルト・レバンドフスキが相手の一発退場を誘発して数的優位になると、同34分に均衡を破った。

　右サイドのFWウスマン・デンベレから中央のMFペドリを経由し、ペナルティエリア内左に駆け上がったDFアレックス・バルデへ。A・バルデのダイレクトでの折り返しをレバンドフスキが押し込み、リーグ戦5試合連続ゴールを奪った。

　前半41分にも右から左へ展開し、A・バルデがゴール前にパスを送ると、DFを背負って受けたFWメンフィス・デパイがターンから左足を一閃。豪快にネットを揺らし、今季初得点を挙げた。

　さらに後半3分、右サイドのデンベレがグラウンダーのクロスを供給。混戦から流れてきたボールをレバンドフスキが右足で蹴り込み、得点ランキング首位を走る今季8ゴール目とした。また、公式戦では出場8試合で11得点目。今夏の加入から好調を維持し、この試合の2ゴールで早くも二桁に到達した。

　その後、デパイ、デンベレ、レバンドフスキの3トップを交代させるなど、後半27分までに5枚のカードを使い切ったバルセロナは、危なげなく無失点で逃げ切りに成功。エルチェは数的不利も響き、4連敗で開幕6試合未勝利(1分5敗)となった。

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