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レアルが公式戦9連勝! “先発解禁”アトレティコとのダービー制してリーガ開幕6連勝&首位キープ

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マドリード・ダービーはレアルに軍配

[9.18 ラ・リーガ第6節 A・マドリー 1-2 R・マドリー]

 ラ・リーガ第6節が18日に行われ、暫定2位のレアル・マドリーは敵地で7位アトレティコ・マドリーに2-1で競り勝った。今季最初のマドリード・ダービーを制し、開幕6連勝で前節終了時点の首位をキープ。公式戦の開幕連勝も「9」に伸ばした。

 FWカリム・ベンゼマを負傷で欠くレアルは、14日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)第2節ライプツィヒ戦(○2-0)に続き、FWフェデリコ・バルベルデ、FWロドリゴ・ゴエス、FWビニシウス・ジュニオールの3トップでスタート。中盤や最終ラインにはお馴染みの主力メンバーが並んだ。

 対するアトレティコはFWアントワーヌ・グリーズマンを今季初めてスタメン起用。バルセロナからレンタル中の同選手を巡っては、50%以上の試合で45分以上出場させると4000万ユーロ(約58億円)での買取オプションが発生することから、それを防ぐために後半途中からの投入が続いていた。

 今節最大の注目カードとなったマドリード・ダービーは前半18分に動く。ロドリゴがMFオーレリアン・チュアメニにボールを預け、ペナルティエリア内左にランニング。チュアメニからのループパスがワンバウンドしたところに右足で合わせ、豪快にネットを揺らした。

 ベンゼマに代わって3トップの中央を務めるロドリゴは、これでラ・リーガ3戦連発となる今季3ゴール目。前半36分にはロドリゴのポストプレーの流れから、ビニシウスがMFルカ・モドリッチとのパス交換で左サイドを突破する。そのままペナルティエリア内左に切れ込み、右足のトーキックで打ったシュートは左ポストに当たるも、ファーに転がったボールにフリーのバルベルデが反応。右足で蹴り込み、今季3得点目を挙げた。

 一方のアトレティコはグリーズマンを中心に反撃を図り、後半38分に1点を返す。右CKからキッカーのグリーズマンが左足でクロスを入れると、レアル守備陣がクリアし切れず、途中出場DFマリオ・エルモソが右肩で押し込んだ。

 これで1点差に迫ったアトレティコだったが、後半アディショナルタイム1分にエルモソが2度目の警告を受けて退場し、数的不利に陥る。そのまま1-2で終了のホイッスルが鳴り、リーグ戦4試合ぶりの黒星で公式戦2連敗となった。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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