ソシエダで絶好調のM久保建英について、スペイン『ムンド・デポルティーボ』は日本代表での活躍にも期待している。

　今夏レアル・マドリーからソシエダへと完全移籍で加わった久保。すると公式戦初戦でいきなり初ゴールを記録するなど、これまで公式戦8試合で1ゴール2アシストをマーク。地元メディアでも高い評価を受けており、チームの主力として活躍を続けている。

　そんな21歳MFについて、『ムンド・デポルティーボ』は「久保、日本を再征服へ」との見出しで特集。ソシエダ加入から約1カ月間のパフォーマンスを称賛した。

「久保建英は、ソシエダでの最初の1カ月でアノエタのアイドルの1人となった。初戦のゴールや2アシストだけでなく、彼の仕事は攻撃のバランスを崩すこと。素晴らしい機動力を発揮し、懸命にプレスもしかける。セカンドストライカーとして、またはダビド・シルバのポジションで、ソシエダ最初の8試合で非常に高いレベルのプレーを見せている」

　そして、先日のラ・リーガ第6節エスパニョール戦(2-1)でリーグ戦100試合出場を達成したことにも触れ、「彼の現在の目標は、母国の心を取り戻すこと。ここ数カ月で評価を落とした日本代表チーム内で、再び注目される存在になることだ」と指摘。マジョルカに所属していた昨季、負傷の影響や自身のパフォーマンス、さらに他選手の活躍で日本代表内では控えになっているとしつつ、ポジション奪取に期待している。

「彼は今、再び重要な存在になることを願っている。そして、カタール・ワールドカップで多くの日本国民が期待するリーダーとしてのレッテルを取り戻すことを望んでいる。23日にはアメリカ代表と、26日にはエクアドル代表と対戦するが、残された期間は短い。次の代表戦となると、ワールドカップ6日前のカナダ代表戦だ」

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