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クーマン、再び古巣バルセロナに苦言「会長は私を苛つかせることを望んでいた」

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バルセロナロナルド・クーマン監督

 元バルセロナロナルド・クーマン監督は、ジョアン・ラポルタ会長へ苦言を呈した。

 無冠に終わった2019-20シーズンの後、バルセロナの指揮官に就任したクーマン監督。現役時代に活躍した古巣を1年目からコパ・デル・レイ制覇に導いたが、2年目の昨シーズンは序盤から低迷し、昨年10月末に解任された。

 その年の夏、リオネル・メッシの退団が決まるなとシーズン前から困難な状況に陥ることが予想される中、クーマン監督はリバプールを退団したジョルジニオ・ワイナルドゥムの獲得をクラブに求めていた模様。しかし、この願いはクラブ首脳陣に通じなかったと同指揮官はオランダ『AD』で明かした。

「私はバルサのためにワイナルドゥムを獲得したかった。しかし、そうできなかった。なぜなら、会長は選手を獲得することよりも私を苛立たせたかったんだ。この移籍のための手続きが遅れ、これが理由で彼はPSGへと傾いていった。それがなければ、彼はバルセロナでプレーしていただろう」

 オランダ代表時代にクーマン監督の下でプレーしたワイナルドゥムは、最終的にパリSGに加入。しかし当初の期待には応えられず、わずか1年で同クラブから期限付きでローマに移籍した。だが練習中に脛骨骨折を負って、現在長期離脱中となっている。

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