元アーセナル指揮官のアーセン・ベンゲル氏は、今シーズンに古巣がプレミアリーグ優勝を成し遂げられるチャンスがあると主張した。

　今シーズンの序盤から好調を維持し、7試合を終えてプレミアリーグの首位に立つアーセナル。昨シーズンに躍進を見せた若手中心のメンバーに、今夏の新戦力であるガブリエウ・ジェズスらがはまり、6勝1敗と好スタートを切った。インヴィンシブルズと呼ばれる2003-04シーズンを最後にリーグ優勝から遠ざかる中、今シーズンへの期待は高まっている。

　1996年から2018年までの22年間にわたりアーセナルを指揮してきたベンゲル氏は、今シーズンのチームについてイギリス『スカイスポーツ』で「今シーズンは完全にリーグを支配するチームが見当たらないから、彼らには良いチャンスがある。優勝するための良いチャンスがこのシーズンにあると信じている」と期待を寄せた。

　9月のインターナショナルブレイク明けにはトッテナムとのノースロンドンダービーが待っており、11月中旬からはワールドカップのためリーグ戦は中断となる。この変則的な日程に上手く対処することがプレミアリーグ優勝へのカギになるとベンゲル氏は予想した。

「シーズン途中にワールドカップがあるから特別なシーズンだ。各チームの選手個々のパフォーマンスにどのような影響があるかなんて誰にもわからない。それでも、全体的に見れば、今シーズンはアーセナルにとって良いチャンスだ」

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