ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が、今後のキャリアについて語った。

　ポルトでUEFAカップ、UEFAチャンピオンズリーグと2シーズン連続で欧州カップ戦制覇を成し遂げ、その後チェルシーやインテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッドなど数々のビッグクラブを指揮してきたモウリーニョ監督。2度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇をはじめ、数々のトロフィーをチームにもたらした“スペシャル・ワン”は、20年以上にわたる指導者キャリアの中で数々の成功を収めてきた。

　現在はセリエAのローマを指揮し、昨シーズンにはUEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグの初代王者にクラブを導いたモウリーニョ監督。来年1月には60歳の誕生日を迎える名将だが、ポルトガルサッカー連盟のセレモニーの中で自身の将来について問われ、まだまだ退く意思がないことを強調した。

「この22年間はとても速く過ぎ去っていったが、私はまだまだ続けたい。良い気分でいられているし、強い気持ちを持ち、モチベーションも高い。私は勝利が大好きで、敗北が大嫌いだ。これはまったく変わっていない」

「髪の色は変わり、シワも出てきたが、私はまだまだ続けたい。それほど時間は残されていないからもう22年間は難しいかもしれないが、まだ何年間かは続けたいね」

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