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ミス散見の敗北を嘆くスペイン指揮官、日本らと同組のW杯には「不安ない」

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スペインを率いるルイス・エンリケ監督

 スペイン代表は24日、UEFAネーションズリーグのリーグA・グループ2第5節でホームにスイス代表を迎え、1-2で敗れた。ルイス・エンリケ監督のコメントをUEFA公式サイトが伝えている。

 首位スペインは圧倒的にボールを支配しながらも、スイスの堅い守備に苦しんだ。前半21分にスイスのCKからDFマヌエル・アカンジに先制ゴールを許すと、後半10分にDFジョルディ・アルバが決めて1-1としたが、その3分後に再びスイスのCKからFWブレール・エンボロに勝ち越しゴールを献上。今大会初黒星を喫し、最終節を前にポルトガルに抜かれて2位後退となった。

 L・エンリケ監督は「負けるというのは、どんなに長い間無敗を誇っていたとしても、常に痛いものだ。しかし、相手は常に危険で、よくプレスをかけてきた。我々の前半は私が指揮を執って以来、最も精度の低いものだった」と振り返り、さらに反省を続けている。

「これほど技術的なミスが多かった試合は記憶にない。特に2つのコーナーで失点してしまった。ジョルディが同点弾を決めたのに、すぐに失点してしまったのは、この試合全体の反省点だ」

 スペインは11月開幕のカタールW杯で日本、ドイツ、コスタリカと同居するグループEに入っている。指揮官は「ワールドカップへの不安はないし、この結果を踏まえてどうするか。負けた時は分析し、学ぶものだ」と問題がないことを強調し、「繰り返すが、私の指揮下でこれほど多くのミスがあった試合は一度も記憶にない。今はただ、アウェーのポルトガル戦で勝たなければならない」と27日に迎える最終節の直接対決に視線を向けた。

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