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遠藤渓太、独2部ブラウンシュバイクで3試合出番なし…監督「我々が必要としているものを見せてほしい」

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MF遠藤渓太について指揮官が言及

 MF遠藤渓太はレンタル先のブンデスリーガ2部ブラウンシュバイクではまだ期待に応えられていないようだ。

 1部ウニオン・ベルリンで出場機会に恵まれなかった遠藤は今夏期限付きで3部から昇格果たしたブラウンシュバイクへ移籍。PK戦の末に勝利したDFBポカール1回戦ヘルタ・ベルリン戦や第3節ダルムシュタット戦(0-1)には先発出場するもそのほかピッチに立ったリーグ戦3試合はすべて途中出場。そして、8月半ばには新型コロナウイルス感染のため1試合の欠場を強いられたアタッカーだが、ここ3試合は出番なし。周囲からも心配の声が上がりつつあるようだ。

 ミヒャエル・シーレ監督は地元紙『ブランシュワイガー・ナハリヒテン』でそんな遠藤について言及。「我々が見たいもの、必要としているものを見せてほしい。それができれば、(相手にとって)ものすごく厄介な選手になるはずだ」と求めると、「今彼とともにそういう部分に取り組んでいる。彼も分かっているはずだ。もっとプレーし、もっと話をすることでよくなるかもしれない。上手くいくことを願っているよ」とも語った。

 一方、ブラウンシュバイクは先日のテストマッチで同リーグのホルシュタイン・キールを7-0で粉砕。遠藤は後半33分までプレーし、得点こそ記録しなかったものの、PKを獲得するなどで勝利に貢献した。シーレ監督はそのパフォーマンスについて「そういう姿をもっと見たい。彼は何ができるのか示してくれたね」と話している。

 なお1分5敗と低調なスタートを切ったブラウンシュバイクだが、ここ3試合は2勝1分と安定。チームが調子を上げてきた中、出番がなかった遠藤だが、監督が「もっと見たい」と話す姿を今後見せられることに期待したいところだ。

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