beacon

鳥栖MF福井太智がドイツ王者バイエルンに完全移籍!!「さらに成長するための決断」

このエントリーをはてなブックマークに追加

MF福井太智がバイエルンへ

 サガン鳥栖は28日、U-19日本代表MF福井太智(18)が2023年1月からバイエルン(ドイツ1部)へ完全移籍することが決定したと発表した。バイエルンによると、契約期間は2025年6月まで。まずはセカンドチーム(ドイツ4部)でプレーすることになるようだ。

 福井は2004年に神奈川県で生まれ、久里浜FCから鳥栖U-12、鳥栖U-15、鳥栖U-18を経て、昨季に2種登録選手としてトップチームに在籍。昨年3月にクラブ史上最年少の16歳7か月でルヴァンカップに出場し、トップチームデビューを飾った。同年7月にJ1初出場も果たし、このシーズンはリーグ戦4試合、ルヴァン杯4試合、天皇杯3試合に出場。今年3月に17歳でプロ契約を結び、今季はルヴァン杯3試合に出場していた。

 また、U-15、U-16、U-19と各年代の日本代表に名を連ね、直近ではU-19日本代表として今月のAFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選に出場している。

 バイエルン加入にあたり、鳥栖のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「FCバイエルン・ミュンヘンに移籍することになりました。Jリーグで実績のない僕がセカンドとはいえいきなりドイツ王者に移籍して結果を出せるのか、慣れない環境で一人で闘っていけるのか、Jリーグでもっと試合に出れるように力をつけてからでも良いのではないか、本当に最後の最後まで悩みました」

「プロにさせてもらったサガン鳥栖でタイトル獲得に貢献しますと宣言したばかりなのにこのような決断を下したのは、U-19日本代表で世界を体感し『このままではだめだ、世界から置いていかれる』と強く感じたことが全てでした。決してサガン鳥栖やJリーグでは成長しないということではなくサガン鳥栖しか知らない僕が子どものころからの夢であるW杯で優勝するために現状に甘んじることなくさらに成長するための決断です」

「まだまだ未熟者の僕ですが小学生の頃から10年間ここまで育ててくれたサガン鳥栖にはとても感謝しています。新たな環境で成長し恩返しできるよう努力します。そして今よりさらに成長した姿をサガン鳥栖や日本のファン・サポーターの皆様に見てもらい日本をW杯で優勝させ、いずれはサガン鳥栖で自分が中心となりタイトル獲得に貢献します」

「チームは変わってもサガン鳥栖は自分自身の心の中にあります。これから先もずっと、僕は変わらずサガン鳥栖が大好きです。強い覚悟を持って移籍します。シーズンも残りわずかですが、サガン鳥栖でのプレーを悔いのないものにしますのでこれまで以上の応援をよろしくお願いします!」

以下、クラブ発表プロフィール

●MF福井太智
(ふくい・たいち)
■生年月日
2004年7月15日(18歳)
■出身地
神奈川県
■身長/体重
172cm/67kg
■経歴
久里浜FC-鳥栖U-12-鳥栖U-15-鳥栖U-18-鳥栖
■代表歴
2019年:U-15日本代表 AFC U-16選手権2020予選
2020年:U-16日本代表 2020 SBSカップドリームユースサッカー
2022年:U-19日本代表 第48回Maurice Revello Tournament
2022年:U-19日本代表 AFC U20アジアカップウズベキスタン2023予選
■出場記録※2022年9月28日時点
J1リーグ:4試合
カップ戦:7試合
天皇杯:3試合


★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2022シーズンJリーグ特集ページ
●DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●ブンデスリーガ2022-23特集

TOP