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リシャルリソンも人種差別行為の被害に…ファーディナンドが激怒「狂気の沙汰。クレイジーだ」

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ブラジル代表FWリシャルリソン

 元マンチェスター・ユナイテッドのDFリオ・ファーディナンド氏が、ブラジル代表対チュニジア代表で起きた人種差別的な出来事について反応した。

 27日にチュニジア代表とのフレンドリーマッチを戦ったブラジル代表。しかし、19分にリシャルリソンの得点後にバナナが投げ込まれる行為が確認された。

 それ以外にも、ネイマールにレーザーポインターを当てる妨害行為も発生するなど、物議を醸す一戦に。現在コメンテーターとして活躍するファーディナンド氏は、自身の『Youtube』チェンネルで、サッカーにおける人種差別は「狂気」の域に達しており、若い視聴者にひどいメッセージを送っているとの見解を示した。

「『サッカーで人種差別を変えよう』とか言っているわけではない。それはバカげた話だ。ただ、自分の子供が目を覚まして『パパ、リシャルリソンにバナナが投げられたの見た?』と聞かれるのは狂気の沙汰だよ」

「狂っている、クレイジーだ」

 なお、ブラジルサッカー連盟は試合後、リシャルリソンにバナナが投げ込まれた行為について「我々はこの行為を人種差別と認識している。サッカーにおける新たな人種差別のエピソードが生まれてしまったことを激しく非難する」と憤慨の声明を発表している。
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