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苦境を乗り越え…元ウェールズ代表FW、レイプ裁判を支えた恋人と結婚

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プレストンの元ウェールズ代表FWチェド・エバンス

 苦難を乗り越え、結ばれた。プレストン(イングランド2部)の元ウェールズ代表FWチェド・エバンス(33)が、強姦罪の裁判中に支えてくれた彼女と今年の夏に結婚した。イギリス『ミラー』が28日に伝えている。

 英紙によると、現在33歳のエバンスは、10年前の2012年に当時19歳の女性をレイプしたとして、強姦罪で有罪判決。同女性と北ウェールズのホテルで関係を持ったことは認めながらも、レイプしたことは否定していた。

 その後、懲役5年の判決を言い渡されたエバンスは、2年半で釈放。刑務所を出てから行われた再審で判決が覆されて無罪となり、疑いが晴れていた。

 事件当時、エバンスと3年近く交際していたナターシャ・マッシーさんは、恋人が強姦の疑いをかけられながらも、「彼がレイプで取り調べを受けていると知った瞬間、保護欲のようなものが生まれて、彼の側にいなければならないと思ったの。だから、浮気に対する私の考えや感情は一旦横に置いて、つらい時間を過ごす彼を助けようと思った」とし、支え続けた。

エバンスを支えたナターシャ・マッシーさん

 そして、2人は今年の初夏に結婚。豪華な式を開いたという。2人の関係者は、イギリス『サン』に「ナターシャはどんな時もチェドの味方で、2人の結婚式は過去をしっかりと水に流したことを示している」と明かす。「親しい家族や友人の前で『誓います』と言ったとき、2人には笑みがこぼれていた」と式での2人の様子を伝えている。

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